ろうそく足をきちんと読む!
始値・高値・安値・終値
の4つの価格を使用します。
始値・・・その日の最初の値
終値・・・その日の最後の値
高値・・・その日一番高かった値
安値・・・その日一番安かった値
ローソク足は、始値より終値が高い場合を陽線と呼び、
安い場合を陰線と呼び一目で読み取ることができます。
ローソク足の描き方は、始値と終値で実体部分を描き、終値が始値より高い場合は実体部分を白(または赤)で示すことが一般的です。
終値が始値より安い場合は実体部分を黒(または青)で示すのが一般的です。
さらに高値や安値は、実体部分から線を延ばし、一般的にひげまたは影と呼ばれています。
この他始値と終値が同じ値段の場合寄引同事線と呼ばれています。
■上ひげ、下ひげとは?
ロウソク足の高値と安値を表す細長い線を、ひげと呼びます。
このひげの長さで今後の値動きを分析する事も可能なのです。
たとえば、上の図の下ひげが異様に長い陽線ですが、これは相場のある程度の強さを示しています。
とりあえず下げたが何とか持ちこたえ、始値よりも高い値段で終えたということです。
逆に、上ひげが長いという事は、一生懸命上がろうとしているのにもかかわらず、
売り勢力が強すぎて始値よりは高く終わったが、結局下げて終わってしまい、今後の相場を弱さを示唆しています。
下ひげのローソク足がトレンドの安値近辺、右側のローソク足がトレンドの高値近辺に現れた場合にはそれぞれ、
今までの相場の方向と逆の方向に行く可能性のあることを表しているのです。
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