2WAYプライスについて
売買するレートを提示する際に、買値と売値の両方を提示することを、「2WAYプライス」といいます。
買値と売値を同時に提示しないと、為替取引は相対取引で、
顧客はインターバンク市場の為替レートが不明ですから、買いたいという顧客には高く売り、
売りたいという顧客からは安く買うということができてしまいます。
取引の透明性を高めるために2WAYプライスは必須となっています。
図のように、左側の118.63円がビット(買値)、右側がアスク(売値)といわれるものです。
それぞれ、
買い気配(値)・売り気配(値)
[市場で、買い手または売り手が売買を希望する価格として提示されている値]
といわれることもあります。
また、ビッドとアスクの差額をスプレッド(spread)といいます。
これは、118.63円ならドルを買う人がいて、118.65円でドルを売りたい人がいるということです。
私たちが売買する際、
「左側の安い方の値段(ビッド)で売れる」
「右側の高い方の値段(アスク)で買える」
と覚えておきましょう。
▼TOPに戻る