有事のドル買いとは : FX用語集〜初めてのFX〜

有事のドル買いとは

「何かあったときはアメリカドルを買う」という考え方です。これは、アメリカドルが基軸通貨であり、アメリカが経済力も大きく、暴落する事はないと思われているからです。基軸通貨というのは外国間で取引をする時に、基本となる通貨の事です。詳しく言えば、各通貨の価値基準となる通貨で、国際貿易に広く使用される決済通貨であり、各国の通貨当局が対外準備資産として蓄えておく通貨、の事です。また、基軸通貨であるための条件として「通貨価値が安定していること」「輸出入に関して制限がないこと」「金融市場や資本市場が発達している事」等があげられ、現在は、経済力も大きく、価値も安定しているアメリカドルが基軸通貨になっています。ですが、アメリカは色々な事件の被災国になる可能性も高いので、「有事のドル売り」という状況になる事もありえます。


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