口先介入とは : FX用語集〜初めてのFX〜

口先介入とは

為替相場の水準維持のために口頭で財務省関係者などが市場に伝えるものです。これは通常の市場介入とは異なり、資金を使わないため手軽な方法として使われています。ですが、アナウンス程度になるので他の市場介入に比べて効果が薄いのも事実です。一般的な市場介入は、為替相場安定のために、政府が市場で通貨売買を行う事です。実際に売買を行うのはその国の中央銀行が行います。介入の仕方によって名前が異なり、「単独介入」「委託介入」「協調介入」等の種類があります。 「単独介入」というのは、その通貨を扱っている中央銀行のみで自国の市場で売買をする場合です。「委託介入」というのはその通貨を取り扱っている中央銀行が、海外市場で、外国の中央銀行に資金を渡して売買を委託するものです。「協調介入」というのは、各国の中央銀行が自身の資金で市場に介入する事です。同時に介入する協調介入が最も効果があります。


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